トイプードルは皮膚病にも注意しましょう
トイプードルを飼っていると、ときどき犬が、全身痒そうにもがいている姿を見ることがあります。
いったいどうしたんだろうと考えても、原因が特定できないことも多いかもしれません。
一過性のものである可能性もありますが、皮膚の病気にかかっている場合もあるので、注意して観察することが大切です。
トイプードルの皮膚の病気としてよく知られているのが、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎です。
アトピーは人間と同じように、アレルギー体質の犬が、アレルゲンの刺激を受けて発症するものです。
最初はただ掻いているだけでも、徐々に湿疹が広がってしまいます。
脂漏性湿疹の場合は、内分泌系の疾患が原因となり、かゆみやフケが出やすくなってしまいます。
可愛らしい巻き毛が特徴的なトイプードルは、夏場は特に皮膚が蒸れやすいものです。
トラブルが起きることも多いので、注意する必要があります。
毎日のブラッシング時に、皮膚の状態を欠かさずチェックすることで、辛いかゆみにもすぐに対応できるはずです。